障害者が就労するための選択とは?娘が通った道のりです

まとめ記事

広汎性発達障害と軽度知的障害の娘は特別支援学校を卒業してから、就労継続支援B型事業所で訓練を受けて、現在は障害者枠で一般企業に就職する「一般就労」を目指して様々な訓練を受けています。

訓練の様子や学んだことなどをお伝えしていきます。

 

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就労移行支援を受けました

 

就労移行支援を受ける前に、障害者就業・生活支援センター(なかぽつ)の紹介で地域障害者職業センタ―に3ケ月通いました。

 

 

就労移行支援事業所では、働らくことで誰かの役に立っていると実感して、労働に対しての賃金をもらうことで働くことの大切さを感じて、訓練することに意義を感じました。

 

 

就労移行支援事業所には仲良くなりたくて、しつこくつきまとう男性がいて困ってしまいました。
そういった男性に「迷惑なのでつきまとわないでください」とはっきりと言えない場合はどういう風に対応したらいいのでしょうか。

 

 

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チャレンジ雇用に採用されました

 

就労移行支援事業所の紹介で、公共機関のチャレンジ雇用の採用試験を受けることになりました。
これまで、一般企業や公共機関で実習を受けたことはありますが、健常者の中で実際に働くのは初めてになります。
失敗してもまたやり直せばいいから、チャレンジするつもりで採用試験を受けました。

 

 

チャレンジ雇用で働きだしましたが、はじめは緊張で頻繁に体調を崩したりしました。
仕事に慣れてくると周りを見る余裕も出てきて、忙しい人のお手伝いを進んでできるようになり、職員の方々との交流もできるようになりました。

 

 

来年チャレンジ雇用の期限が終わった後の就職試験の練習のために、ハローワークの紹介で障害者就職面接会に参加しました。

ざわざわして落ち着かない会場の中で、緊張も手伝って思ったように面接で質問に答えられませんでした。

 

 

本格的な就職活動が始まります

 

1年間の契約だったチャレンジ雇用の就職体験が終わり、7月に始まるハロートレーニングのパソコン訓練に参加することにしました。
それまでには少し期間があるので、失業保険をもらいなが就労継続支援B型事業所で働くことになりました。

 

 

ハローワークを通しての職業訓練(ハロートレーニング)で、パソコン事務科の短期訓練を受けました。
ワードやエクセル、パワーポイントが使えるようになり、検定試験にも合格したことで、自信を持ってこれから就職を始められそうです。

 

 

いよいよ就職活動が始まりました。
コロナウイルスの影響で求人が少ない中で、ハロートレーニングで勉強したワードを使って職務経歴書を作ったり、資格を取ったことがきっかけで障害者枠で事務補助の仕事に就くことができました。

 

 

 

娘が障害者枠で、企業に一般就労して三か月経ちました。
会社の中での自分の役割は何なのか、と考えて「面倒な仕事は私に任せて!」という気持ちで働いて、感謝されることによって、やりがいを見つけることができました。

 

 

「就職して、働いた分のお給料をもらいたい」と、グループホームから自宅に帰ってきて、3年かかってやっと就職することができました。
これからは、長く働き続けるための体調管理や、頂いたお給料をどう使っていくのかを考えながら、楽しく生活していくとこだろうと思っています。

 

 

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