発達障害の困りごとを工夫しながら生きていく日々の生活について

まとめ記事

発達障害を持つ人は、障害がない人と比べたら生きていくことに様々な困難を抱えて生活しています。
何度も試行錯誤をしながら、自分なりの方法を見つけて工夫しながら生活している人も多いようです。

私の長女と家族も周りの意見を参考にしたり、自分たちで解釈したり、受け入れたりしながらどうしたらお互いに気持ちよく生活していけるかずっと手探りを繰り返してきました。

 

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様々な工夫をしながら生活してきたこと

 

WAISⅢの検査を受けたら、発達のデコボコはそれほど差がなかった代わりに【IQ65軽度知的障害域】であることがわかりました。
ずっと悩まされていた“生きづらさ”は軽度知的障害からきていたようです。

 

 

今までにない長雨が続き、いよいよ記録的な豪雨が降る予想が発表されました。
そのときに、見た目が健常者とほとんど変わらなくて、一見障害があることが分からない障害者の場合、もし災害に巻き込まれて非難することになったらどうするのか?
ということを考えてみました。

 

 

広汎性発達障害と軽度知的障害の娘が初めて一人旅をすることになりました。
これからも好きな所に一人で自由に遊びに行けるように、ホテルや高速バスの予約、旅先の情報などインターネットを使って調べたり予約したりしました。

 

 

チャレンジ雇用で働いている長女は、職場に持っていくお弁当を自分で作っています。
不登校をしていた高校生の頃や、私が体調を崩したときなどは晩ご飯を作っていました。
料理を作るようになったいきさつをお話ししていきます。

 

 

アニメオタクの娘と、お互いに一緒に観たいと意見が一致したアニメを、夕食の時間などを使って一緒に観ています。
“好き”という気持ちを理解してもらって、認めてもらうと強い味方になります。

 

 

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きょうだい児との関係

 

発達障害を持つ本人が生きづらさのために苦しい想いをすることはよくあることですが、発達障害者のきょうだいが我慢をしすぎて家庭の中で自分の価値を見出せなくなったり、家にいるのが辛くなったりすることもよくあります。

 

発達障害の姉と定型発達の妹、どっちの味方もできないときはどうするのか?

 

 

就職できた妹と、まだ訓練中でなかなか就職できない自分を比べて悲観的になっている日が続いています。
姉妹でも生まれた時から違う人間だから比べなくてもいいんだよ、ということを分かって欲しいと思っています。

妹が就職したことをひがんでいたことは、お互いに心に秘めていたことを吐き出し合って落ち着いたと思っていたら、そう簡単には解決していませんでした。
次女とじっくり話し合ったことで、全く思ってもいなかったことが原因だと分かりました。

 

 

妹をひがんだり、社会への不平不満が多かったりでネガティブ発言が多くなって、長女も自分も体調を崩すことが多くなりました。
そんな時に、長女の進路の相談をしている相談支援員さんや、私の主治医からアドバイスをいただきました。

 

 

 

発達障害の人は自分に自信がなくて、自己肯定感が低い人が多いようです。

娘も小さい頃からできないことがたくさんあって、あまり自分に自信がありませんでしたが、小学校の頃からいろんなことにチャレンジして「できた!」という体験をたくさん積んできました。

頑張った末の「できた!」によって自分に自信がついて、あきらめずに様々なことに挑戦していけるのだろうと思います。

 

 

 

これまでもたくさんの「困った」を経験してきましたが、成長していくにつれて、想像しなかったまた新たな「困った」が起きてきます。
そのたびに頭を悩ませるのですが、いつの場合も「お互いに相手の立場に立って考えてみること」「本音を隠さずに言い合うこと」を心がけています。

これから先も「困った」が起きるかもしれませんが、そのたびに一つずつでも解決できれば次に繋がっていくと考えています。

 

 

 

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