洋楽ロックバンド「TOTO」のおすすめは80年代のヒット曲

Rock

「TOTO」は1976年からから2019年まで活躍していたアメリカロサンゼルス出身ののロックバンドです。

2018年にデビュー40周年を迎え、新曲が収録されたベストアルバムがリリースされたり、ワールドツアーも行われたりしました。

これまでにメンバーの入れ替わりがあったり、解散、再結成があり様々な困難を乗り越えて、2019年のツアーを最後に現在は活動を休止しています。

 

そんなTOTOの黄金期は80年代で、この頃に数々のヒット曲が生まれています。

絶対に聴いておきたいTOTOの80年代の名曲を紹介していきます。

 

 

TOTOの結成秘話や、バンド名の由来についてはこちらをどうぞ!

ラジオから流れてきたのが「グッバイ・エリノア」だった

1981年、中学1年生の頃は机に向かって勉強するふりをして、いつもラジオを聴いていました。

そこで耳にしたのがTOTOの「グッバイ・エリノア」でした。

Toto – Goodbye Elenore

 

次第に音が大きくなっていくジェフ・ポーカロのドラムから始まり、ボビー・キンボールが伸びやかに歌い出します。ボビーのボーカルとメンバーのコーラスのところが気に入ってます。

ジェフのダイナミックなドラミングが印象的で、ルカサーの迫力あるギターが情熱的に駆け抜けていく感じがすごくカッコいい!!

はじめはTOTOはハードロックバンドだと思っていました。

この曲1曲聴いただけなら、ハードロックバンドと思っちゃいますよねぇ・・・

 

残念なことにアルバム「ターン・バック」も「グッバイ・エリノア」もセールス的には今ひとつなんです。

勢いがあるけど味のあるいいアルバムなんですけどね。

 

バンド名を表記する場合は、日本では大文字で「TOTO」ですが、YouTubeでの表示が「Toto」となっているように、アメリカ本国をはじめ他の国でははじめのTだけが大文字表記になります。

 

ちょうど洋楽に興味を持ち始めたばかりの時期で、ド田舎に住んでいたためにレンタルレコードショップもなくて、音楽を聴く方法はもっぱらラジオのF M放送をカセットテープに録音する「エアチェック」でオリジナルテープを作って楽しんでいました。

この頃のF Mは、エアチェック目的で聴いているひとが多かったので、DJのアナウンサーも曲の前後は無音の時間を作り、曲中にもトークを入れずにラストまできっちり流してくれていました。

 

 

テレビのライブを観てアルバムが欲しくなる

 

4枚目のアルバムTOTO Ⅳ(日本のタイトルは聖なる剣)が発売されて、ラジオからは第一弾目のシングルカット「ロザーナ」が頻繁にかかるようになりました。

 

「ロザーナ」に夢中になっていた時に、NHKで不定期に放送されていたライブ番組で、TOTOの1982年の武道館ライブが放送されたのです。

ずっとラジオでしか知らなかったTOTOを初めて映像で観ることになります。

 

Child’s Anthem(邦題:子供の凱歌)でライブの幕が開けます。

Toto – I'll Supply the Love
1:07までがChild’s Anthemで、その後がI’ll Supply Loveになります。
Child’s Anthemが流れている間にメンバー紹介の映像があります。

 

テレビのC Mでも使われていたので、耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

この壮大で、果てしなく広がる宇宙を想わせるようなインストロメンタルは、ファーストアルバム「TOTO(邦題:宇宙の騎士)」の1曲目に収録されています。

そう!TOTOの歴史ががこの曲で始まったように、1982年の武道館ライブもこの曲で幕を開けました。

テレビとはいえ初めて観るライブは迫力満点で、テレビにただ、ただ釘付けでした。

 

演奏するメンバーの熱量が凄いのは言うまでもないのですが、ずっと印象的だったのはメンバーがとても楽しそうに演奏していることでした。

スティーブ・ポーカロは飛び跳ねながらキーボード演奏しているし、ペイチは終始ご機嫌な笑顔でカメラにアピールしてくる。

ルカサーはギターソロになると、自分の演奏にうっとりと酔いしれてる表情が見られる。

なんて楽しそうなライブなんだろ!!

これだけ楽しんで演奏していると、観る側も絶対に楽しいに違いない!

このライブの放送でTOTOの全容がわかったのでした。

 

初めてメンバーを見た感想は、凄腕スタジオミュージシャンの集まりと聞いていただけに、ベテランのおじさんたちのバンドというイメージを持ちました。

実際はこの時、一番若いスティーブ・ルカサーが25歳、デヴィッド・ペイチが28歳、年長のボビー・キンボールが34歳とそこまで老けてはいなかったのです。

ベテランと言っても10代の頃からプロとして活躍していたので、キャリアは積んでいてもまだ結構若かったのです。

ボビー・キンボールとデヴィッド・ペイチが貫禄のある風貌をしているので、そんな風に見えてしまったのかな(笑)

 

ライブ行ってみたいなと思ったけど、離島住みの中学生には到底無理な話なので、せめてレコードでもと思い「TOTO Ⅳ」の購入に至ったのでした。

 

ラジオで紹介された名曲「99」

 

TOTO Ⅳ(聖なる剣)をすっかり聴き込んだ頃に「アフリカ」が3枚目のシングルとして発売されました。

ビルボードで1位を記録して大ヒットになったこの曲は、連日のようにラジオで流れていました。

 

その頃、よく聴いていたラジオが夕方にF Mの地方局から放送されていた音楽番組で、邦楽の日と洋楽の日に分かれていて、NHKのアナウンサーがDJを担当していました。

毎回、洋楽の日を担当しているあるおじさんアナウンサーの日がお気に入りで、このおじさんのお勧めする、ヒットチャートには上がって来ないけど、絶対にいいから聴いて欲しい曲や、過去の曲だけど忘れられないいい曲を毎回楽しみにしていました。

 

このおじさんアナウンサーが

TOTOのアフリカがヒットしていて、耳にする機会が多いのですが、アフリカもいい曲だけど、3年くらい前にリリースされた「99」はそこまでヒットはしなかったけど、すごくいい曲なので聴いてみてください」

と言って勧めてきたのでした。

Toto – 99 (Official Video)

憂いを帯びたピアノの伴奏で始まり、スティーブ・ルカサーが情感たっぷりに「Oh 99 I love you」と訴えかける静かな情熱のこもった曲です。

 

99を愛してる?

TOTOの曲はアンジェラ、エレノア、ロザーナ、ホリーアンナ、パメラなど女性の名前の曲名が多いのですが、実は「99」も女の人の名前なんです。

 

作ったのはデヴィッド・ペイチで、ジョージ・ルーカスの映画「THX 1138」をモチーフにしています。

映画に出てくるのは、みんな同じ白い服を着せられて、番号で呼ばれる人たち。

その中の「99」と呼ばれている女の人に恋をする内容の曲なんです。

 

美しいメロディがいつまでも心に残ります。

TOTOの曲の中で一番好きなのは、この時からずっと「99」でした。

 

「99」は2枚目のアルバム「ハイドラ」に収録されています。

40年以上経ってから響いてくる曲

 

最後に紹介するのは、ファーストアルバムに収録されている「ジョージー・ポージー」です。

Toto – Georgy Porgy (Official Video)

ジェフ・ポーカロの刻むリズムが心地よいTOTOが作る珠玉のR&Bです。

コーラスで参加しているのがソウルの歌姫「リェリル・リン」で、「TOTO(宇宙の騎士)」と同じ年に作られたアルバムをペイチがプロデュースして、ルカサーが演奏で参加しています。

またまた、ペイチが作ってルカサーがボーカルなので、こうなると専属のボーカリストのボビー・キンボールが抜けたくなるのが分かるような気がします。

 

ジョージー・ポージーは「マザーグース」に出てくる人物で、弱い者には強いけど強い者を見ると逃げ出す意気地なしのシンボルみたいになっています。

Georgy Porpy pudding pie・・・

の部分はマザーグースの歌詞がそのまま使われていて、シェリル・リンが歌っています。

 

「ジョージー・ポージー」は10代の頃に聴いてもあまり響いてこなかったのに、最近になって改めてじっくりと聴いてみると、決して派手ではないけどじっくりと聴ける曲で、大人になってから魅力を再発見した曲で、最近では最もお気に入りの曲です。

 

ファーストアルバム「TOTO(宇宙の騎士)」は、フュージョン、プログレ、R&B、AORとTOTOの持ち味が凝縮されたアルバムです。

 

最後に

 

10代の頃の想いでと共に、好き勝手にTOTOの曲をレビューしてみました。

年月が経ってもやっぱりいい物はいいし、久しぶりに聴いてみるとまた違った面が見えてきて新しい発見があったりもしました。

たまには懐かしいレコードを引っ張り出して聴いてみるのもいいかもです。

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