台風接近に伴い特務機関NERV防災アプリを使ってみた感想

その他

 

先日、大型で非常に強い台風10号が近くを通過しました。

早い時期より気象庁から「最大級の警戒」の呼びかけがあり、今回の台風はただ物ではない様子です。

接近する台風に対して「特務機関NERV防災アプリ」を使いながら迫りくる台風に備えて、随時情報が入ってくることで対策を取ることができました。

 

特務機関NERV防災アプリとは

 

「特務機関NERV」と聞いて、えっ?!あのエヴァのネルフ??

と驚く方が多いと思います。

そうなんです。あの人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に出てくる碇シンジくんのお父さんが最高司令官の組織で、そのNERVが作った防災アプリです。

 

特務機関NERV防災ホームページはこちら

 

と言っても防災アプリを碇ゲンドウ氏が作った訳ではありません。

ゲヒルン株式会社が作成した防災アプリですが(ややこしいですねw)エヴァのファンである、ゲヒルン株式会社の創始者石森大貴氏が、東日本大震災で多くの親戚や友人を亡くし、自身も被災した経験から個人で始めたTwitterの発信をきっかけに生まれたアプリです。

 

※ゲヒルン・・・特務機関NERVの前身となる国連直轄の非公開組織

特務機関NERV防災アプリを開いてみる

 

アプリを開くと、黒地に赤のヱヴァンゲリヲン新劇場版のNERVのロゴがカッコいい!!

 

使徒(台風)が近づいてきているので早速、台風情報を見てみます。

※使徒・・・新世紀エヴァンゲリオンに登場する架空の生命体で、人類にに敵対し攻撃をしてくる巨大な生命体

 

黒を基本とした落ち着いた配色は、石森氏が色覚異常であるために、色の見分けがつきにくい人が見やすい配色になっています。

 

昨日発生した強い台風10号は9月3日現在、日本の南の海上を西に向かって進んでいます。

中心気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は35メートルでまあまあの強さの台風ですが、海水の温度が高いので、今後は特別警報級にまで発達して九州に接近、上陸する恐れがあります。

明日、4日には最大風速が30メートル、明後日5日には最大風速が50~70メートルの猛烈な暴風が吹く予想になっています。

 

予想進路図を確認してみる

 

9月5日には台風(使徒)は、中心気圧が920ヘクトパスカル、最大風速が50メートルの非常に強い台風にまで発達していました。

台風の中心気圧は数値が小さくなるほど強い勢力の台風になります。

日本の平均気圧は約1013ヘクトパスカルですが、台風の中心気圧が920ヘクトパスカルはどれくらいの強さなのでしょうか。

 

過去に中心気圧930ヘクトパスカル、最大風速50メートルの強さの台風が接近した時は、ガタガタと雨戸が激しく鳴り響き、声を張らないと会話もできなかったです。

一瞬静まったかと思えば「ドーン!!」と何か大きなものが窓にぶつかったような衝撃を受け、思わず「おぉっ!!」とそこにいた一同が声を上げてしまいます。

突風が吹いたのです、一瞬家が揺れたような感じがしました。

少しだけ玄関のドアを開けて外をうかがうと、強い風で外に引っ張りだらせそうになり急いで玄関を閉めました。

低くうなる「ゴォー――――!!」とか高い金属音のような「ヒュォォォォ―――!!」とかの風の音がずっと響き渡っていました。

 

この時の台風では大きな川が氾濫して水害が起こったために、死者・行方不明者は48 名、負傷者は396名 、住家全壊は336 名、住家半壊は1,448 棟、床上浸水は3,770 棟、被害総額は1,755億円と大きな被害がでました。

 

今回の台風10号はこれに匹敵するか、これ以上の勢力である予想がされています。

進路予想を見ると、多少進路がずれたとしても確実に暴風域には入るようです。

9月5日、朝8時45分に発表された予想進路です。

暴風域も強風域もデカい!!

 

中央の赤い点が現在の中心位置で、沖縄の南の海上にいます。

外側の黄色い円が強風域で、平均風速15メートル以上の風が吹いていて、赤い円が強風域で平均風速25メートル以上の風が吹いています。

 

台風の中心から伸びる白い円が予報円で、台風の今後到達するエリアと時間を予測していて、この円の中に到達する確率は70パーセントになっています。

台風から遠くなると予想円がだんだん大きくなっていくのは、距離が離れるほど予想が難しくなるので、台風が到達すると思われる地点が広く予想されるからです。

 

暴風域から伸びる赤い線は暴風警戒域で、台風の中心が予報円内に進んだ場合に、暴風域に入る可能性のある範囲です。

白く囲まれた青い点が現在地ですので、予報通りに進んだら暴風警戒域のど真ん中に入ることになりそうです。

 

見たい地点をビューンと大きく引き伸ばせて見れるのがスマホアプリのいいところです。

現在地点辺りを引き伸ばして見てみると、7日3時の予想では台風が予報円の一番右を通ったとしたら、直撃の可能性があります。

予報円の真ん中を通ったとしても、台風は西側よりも東側の方の威力が強いので、大きな影響を受ける可能性が強いです。

 

ちなみに、スマホアプリで台風の予想進路が確認できるようになる前は、テレビで台風情報が流れると、急いでテレビの真ん前まで近づいて確認していました。

いくら近づいてもテレビの画面は大きくはならないので「もっと拡大してみせてー!」といつも思っていました。

 

台風接近当日、気象警報が発表される

 

9月6日、特別警報が発生される恐れのある台風(使徒)10号が接近する予報が出ていましたが、前に台風9号が通過した際に海水の温度が下がったようで、台風10号は少し勢いが弱まり、特別警報が発表される可能性が低くなりましたが、まだまだ最大級の警戒が必要な状態です。

 

昨日までの予報では7日深夜3時に最も接近する予報でしたが、少し速度が速まり6日の21時に最も接近するようです。

 

特務機関NERVのTwitterアカウントでも発表されていました。

このように予報は随時変化していくので、常に最新の情報を確認する必要があります。

 

気象警報も発表されました。

暴風警報と大雨、雷、波浪、高潮注意報が発表されました。

 

レーダーの画面を切り替えて詳しい情報を見てみます。

注)資料の準備不足により台風当日の雨雲の様子ではなく、9月3日の雨雲の様子の画面になります

 

①の雨雲の絵のレーダーをタップすると現在の雨雲の分布画像がでます。

②の水色のレイヤーをタップするとレイヤーの選択画面が出てきます。

 

 

レイヤーの選択で「大雨危険度」をタップします。

・台風をタップすると現在発生している台風、アメダスをタップすると気温、降雨量、風向きを見ることができます。

 

土砂災害の危険度分布図を見ることができました。

現在地が「注意」になっていて、周辺に「警戒」が必要な地域があります。

 

①の洪水をタップすると洪水警報の危険度分布が見れて、②をタップすると浸水害の危険度分布が見れます。

注)資料の準備不足により別の日の画像になります

洪水に対する「注意」が必要な場所が示されています。

 

一部に浸水害に「注意」が必要な地域が表示されています。

 

レイヤーの選択で雨雲レーダーをタップすると現在の雨雲の様子を見ることができて、14時間後の雨雲の予想まで見ることができます。

注)上の9月3日の9:30の雨雲の画面の14時間後の雨雲の様子です

 

台風最接近

 

9月6日21時ごろに台風(使徒)10号が最も接近しました。

 

中心気圧が945ヘクトパスカル、最大風速が45メートルと弱くなっていますが、それでも十分に強い台風であるのは間違いないです。

停電する恐れがあったので懐中電灯やランタンの準備をしていましたが、幸いにも数回電気が点いたり消えたりはしたものの、停電はなかったです。

でも、しばらくは窓がガタガタと鳴り響いて、外の道路を何かがガラガラと転がっていく音が聞こえたりしました。

 

NERV防災アプリを確認してみます。

 

思いっ切りビョーンと拡大してみました。

白に囲まれた青い丸が現在地ですので、台風の中心はほぼ真横にあるのが分かります。

 

大きな台風の目がはっきりと見えています。

この台風の目の中にすっぽりと入ると、しばらくの間は今まで吹き荒れていた暴風雨がやんで嘘みたいに静かになります。

でも、そういう状態のときはたいがい停電していてテレビが見れなくて、現在の台風の位置が確認できないので、雨や風の強さで想像していました。

 

台風が通り過ぎて電気が復旧してからニュースを見て、後になってどれくらいの強さでどこを通過していったのかやっと知ることになるのでした。

なので、携帯アプリで確認できるようになってからは、台風が通過している状況をリアルで確認することができるようになり、さらに地方のニュースアプリやSNSで被害の様子も確認できるようになりました。

 

最後に

 

今回の台風は、早い時期から「最大級の警戒」の呼びかけがあり、随時情報を確認しながら対策を立てることができたせいか、強い台風であったにも関わらず、被害が少なく済みました。

 

確かな「情報」が身近にあることで早めの対策が取れます。

災害に対する不安も、常に明確な情報を得られることで少なくなりますし、早めに対策を取ることでいざという時の身構えができます。

災害時の情報収集も防災対策の大切な要素になります。

 

NERV防災アプリの特記事項にこういうのがあります。

アプリはあくまでも便利なツールです。

実際に災害が迫ってきたら、情報を鵜吞みにするのではなく情報を元にして、自分の置かれている状況を冷静に判断して行動する必要があります。

いざとなったら即座に逃げる判断も必要になってきます。

 

・・・逃げちゃダメた!! 逃げちゃダメだ!! 逃げちゃダメだ!!逃げちゃダメだ!!・・・

 

いや、逃げましょう!!(笑)

 

タイトルとURLをコピーしました