70年代から80年代は、12インチのアナログレコードをオーディオセットで聴いていました。
今ではすっかり見かけなくなった重量のあるスピーカー。
アナログレコードプレーヤーや、ダブルカセットデッキ。
それらをスピーカーに繋いで音を増幅させるアンプ。
あの頃の懐かしいセットがミニチュアになって帰ってきました。
トイスピリッツから発売されたカプセルトイ「光る!最高級!フルコンポーネントステレオ」とケンエレファントから発売されたカプセルトイ「ONKYOオーディオミニチュアコレクション」を集めてみました。
光る!フルコンポーネントステレオ
2019年4月にトイスピリッツから発売された「光る!最高級!フルコンポーネントステレオ」です。
1回300円のガチャガチャで集めて、全5種類でフルコンポになります。
近くにガチャがないので、通販で5個揃っているセットで購入しました。
ガチャで集めても同じ物が出たりして、全部揃えるのが大変なので、私のような面倒くさがりには最初から全部揃っている方が助かります!!
スピーカー
高音、中音、低音がカバーできる3ウェイスピーカーです。
中学生の頃は「大中小、3つあるから音がすごいんだ」という言い方をしてました(笑)
サランネット(カバー)がついている状態と、外してある状態のデザインになってます。
実際に使っていた時は、なんだか中が見えてる方がカッコイイので、サランネットはあえて外して使ったりしてました。
レコードプレーヤー
トーンアームは動きませんが、小さいレコード盤がついていました。
「EPレコード」が1分間に45回転で回り、「L Pレコード」が35回転で回りますが、L Pレコードを45回転で回して遊んだりして怒られてました。
L Pレコードを45回転で回すと、ビデオを2倍速で見るように早口で音が出ます。
逆にEPレコードを35回転で回してみて間のびした音にしてみたり、しょーもないことしてました。
アンプ&チューナー CD &カセットデッキ
左がアンプ&チューナーで右がCD &カセットデッキです。
近くて見るとどうしてもオモチャ感があるのは、ガチャガチャの商品なので仕方ないのかな。
説明書にはどちらも「光る!」と書いてありますが、なんとアンプ&チューナーが光らない!!
電池切れなのかもしれないので、電池を変えれば光るかもしれません。
組み立ててみました!
組み立てるって言っても並べただけですが・・・
でも、こうやって並べてみると臨場感ありますね!!
本物のCDの前に並べてみると本当に小さいのが実感できます。
これで音が出たら感動しますが、さすがにそれは無理ですね。
ちなみに裏はマイクロSDが収納できるようになっていますが、ただ収納するだけです。
ここにSD入れてどうするんだろうか?って思いました(笑)
畳の上に鎮座させてみたらより昭和感が出てきました。
光っているのがきれいでカッコいいです。(アンプも光ればもっと良かったのですか)
ONKYOオーディオミニチュアコレクション
ONKYOの実際に発売していた名機を、忠実に再現したカプセルトイがケンエレファントから8月に発売されました。
これがとても精巧に作られていて、周囲に比べる物が映っていない写真だけで見たら、本物と見間違うレベルです。
こちらもガチャガチャで1個500円で買えますが、楽にフルコンポーネントしたいので通販で購入しました。
スピーカー
こうやって見るとまるで本物みたいです。
サランネットが取り外せるようになっているので取り外してみたら、ウーハー(低音の大きなスピーカー)の再現性がすごい!!
当時大ヒットした「M6」スピーカーシステムを忠実に再現しています。
1975年発売で、当時の価格は52,000円です。
レコードプレーヤー
ブルーのONKYOカラーのレコードがついてました。
トーンアームが実物と同様に動くので、レコード盤の上に乗せてる感を味わえます。
C P-490F「エレクトロニックサーボモーターフルオートプレーヤー」の再現になります。
1980年発売で当時の価格は29,800円です。
アンプ
アンプの作りが精巧で思わずつまみを回したくなりますが、小さすぎてつまめないです!
印字している文字が細かすぎて肉眼では読めません!!
そりゃ、若い頃より小さい文字が見えづらくなってきてはいますが、まだまだ針の穴に余裕で糸を通せます。
でも、さすがにこれだけ小さいとボヤけて見えないので、スマホで撮った写真を拡大してやっと見えました。
驚いたことに裏側も忠実に再現されています。
附属ケーブルまで付いていて、実際に差し込むことができます。
スピーカーに繋いだら音が出るのではないか?!と錯覚してしまいそうです。
Integra A-817「Wスーパーサーボ方式ステレオアンプ」を再現しています。
1980年発売で当時の価格は69,800円です。
ダブルカセットデッキ
こちらもかなり細かく再現した精巧な作りになっています。
思わずイヤホンジャックに端子を差し込みたくなります。(差し込めません)
カセットデッキが2つあると、テープからテープへのダビングができるので、お気に入りのカセットテープを友達にダビングしてプレゼントしたりしていました。
2倍速でダビングできるのがうれしい機能で、複数のテープをダビングする時に助かりました。
カセットテープが2個ついているのですが
カセットホルダーの蓋の開閉が指ではできないので、つまようじを使ってカセットホルダーを開けて、カセットテープを入れるのもつまようじを使いました。(ピンセットがなかったんです)
ここまでくるともう芸術品ですね。
TA-W880「ハイスピード・ダビングカセットテープデッキ」の再現になります。
1981年の発売で当時の価格は72,800円です。
セットアップしてみました。
背景がなかったらまるで本物ですね!
部屋に置いてみました!!
全然違和感ないですね!!???
手前のソファーでくつろぎながら音楽を楽しみたいですね!
CDコンポ
ONKYOが2016年に発売したCDが聴けて、USBにも対応していて、スマホやパソコンを繋いで音を出すことができるコンポが好評のようです。
CDで音楽を聴くだけではなく、さまざまな媒体からの音を心地よく聴くことができるのです。
いいですね・・・
実物はなかなかお高いので、気分だけでも!
このコンポシステムも一緒に入ってました。
2016年に発売されたハイレゾン対応のオールインワンコンポX-NFR7TX「CD/SD/USBレシーバーシステム」の再現で、価格はオープン価格になっています。
スピーカー
こちらもサランネットを取り外せます。
サランネットを取り付けていても中のスピーカーがうっすらと見えるとこがいいですね!
ステレオレシーバー
CDが出し入れできるようになってます。
このCD本当に取り出せるのか?
必殺つまようじで取り出せました!
裏側は、オールインワンの機種の端子を忠実に再現しています。
リモコンもついてました。
ちっちゃっ!!
ジャズトリオと一緒に並べてみました。
友人に背景をぼかした写真を見せたら一瞬本物だと信じたので、かなり精巧に作られているのがうなずけます。
本物を並べるのはちょっと無理かな。
というところなので、ミニチュアでノスタルジーに浸ってます。
Technicsからも出る!
Technicsからもミニチュアコレクションが発売されます。
オーディオファンだけではなくDJからも愛された逸品で、デザインが美しいですね。
こちらはレコードプレーヤーのセットで11月20日より販売開始になります。
これまたかなり精巧な作りになっているので、うれしい悲鳴が出そうです。